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人物分類入門




 今日、高校時代やっていた生徒会のとある後輩に会って、思い出話が盛り上がっていたときに、当時の幹部の思想や価値観における分類をしてみました。
 横軸に左よりか右よりか、縦軸に保守派か改革派かを考慮することになります。ちなみに、ここで言う、“右”とか“左”とかの分類ですが、前者が全体主義、後者が個人主義であると仮定します。その上でそれぞれのキャラクターを、話し合いの中で、この座標平面に分類していきました。
 すると、ひとつ、興味深いことが分かりました。真反対の人物同士は意外なことに対立が起きていないということです。例えば、右派保守派と左派改革派は真反対ですが、現実の現場では互いが互いの良いところを認め合い共存しています。しかし、左派保守派と左派改革派同士では、憎しみをも含んだ熾烈な権力闘争が生じています。おそらく、その同じ思想にもかかわらず、その理想の実現の方法に大きな格差があり、ここにおける相違が互いの互いに対する不可解を呼び、大きな対立に発展するのでしょう。
 冷戦時に頂点を極めた資本主義勢力と社会主義勢力との対立は有名です。しかし実のところ、その対立における犠牲者の数よりも多いのが、社会主義勢力(厳密に言うと共産主義勢力)内における同士討ちによる犠牲者の数です。ソ連のスターリンによる大粛清、中国の大躍進政策・文化大革命、カンボジアのポル・ポト派による虐殺などがその例としてあげることができます。日本国内でも、連合赤軍内での“総括”を通したリンチ殺人などがありました。一定の思想を極端に重視し、多様性を許さないということは、大変危険なことなのです。

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